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建築・工芸系には建築CAD、家具、義肢、歯科技工、木工の5つの種目があります。
建築平面図のスケッチ、構造の情報などから建築家の設計意図を読み取り、CADを用いて建築図面を作製する作業の正確さと速さを競います。
競技課題は、「図面枠指示書、スケッチ、部材リスト、建具表」を読図し、指示された図面枠を作成し、その枠内に建築基本設計図(1階平面図、2階平面図、立面図、断面図)をCADシステムを用いて作図するというものです。
建築の知識、CADの知識と操作技術など複数の知識・技術に加え、美的感覚などの感性も駆使して作業することがポイントです。
木製の家具は、大きく分けてたんす、食器棚などの箱物家具と、椅子、ソファなどの脚物家具に分けることができます。
競技課題「花台」はその両方の要素を含んでいます。また、家具製作において必須である仕口の加工「板と板の接合」や「角材と角材の接合」が課題の中に含まれており、手工具や木工機械を駆使して正確で見栄えの良い作品を完成することが求められます。
義肢とは、疾病や事故などにより失われた手や足の外観や機能を補完する人工の手や足のことで、競技では、義肢を使用する際、切断部位に装着する部品である「ソケット」を製作します。
競技課題は、注意事項及び仕様に従い、与えられた陽性モデル(切断部位の形状を正確に型採りし、解剖学的・人間工学的知識に基づき修正したモデル)及び材料を用い、下腿義足(PTB式)ソケットを製作するというものです。
ソケット本体の寸法精度、使用に耐えうる強度、外観の美しさを持つ出来栄えとなるかどうかがポイントです。
人間が歯を失った場合に、人工材料を使ってそれらの歯を形態的・機能的に回復するための技術のことを歯科技工といいます。
厚生労働大臣認定の免許を取得した上で、歯科医師の指示にしたがって作業を行います。
具体的には、義歯(入れ歯)・クラウン(冠)・ブリッジ充填物・矯正装置などを加工・製作します。
競技課題は、事前に配布された光重合型硬質レジンセットを用い、上顎の前歯4本の硬質レジンジャケット冠(単独冠4本)を制作するというものです。
年齢や性別等も考慮しながら個々の歯の形態と全体のバランスがとれているか、色調が自然で美しく表現できているかがポイントです。
木工種目は、「のこぎり」「のみ」「かんな」等の手工具を用いて、挽く、欠き取るまたは掘る、削る等の基本的作業を行い、作品を完成させる競技です。
競技課題は、この基本的作業を踏まえた「天蓋付き箱」を製作するものです。
この箱は4枚の板材と合板で作る本体と、4本の枠材と合板で作る蓋からなっています。
木づくりされた部材に、図面を見ながら墨付けをし、のこぎり、のみで組み手の加工をします。そして仮組・目違い払いを行った後、底板取り付け用の段欠きをし、仕上げ削りの後、釘と接着剤で組み立てて完成させます。
この競技では加工精度や仕口等の出来栄え・作業時間がポイントです。
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