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ものづくり技能フォーラム!その2

2009.11.24

事務局スタッフの矢沢です。先週11月16日に県松本文化会館で開催された「ものづくり技能フォーラム」。イベントメインとなる第1部トークセッション「技と夢を語る~若き匠たち集合~」の模様のレポートです。

5人の若き匠と長野経済研究所の小澤 吉則 調査部長をコーディネーターに迎えての
トークセッションでした。

司会はSBC信越放送の安齋 由季アナウンサー。

まずは、5人の登場。それぞれのプロモーションビデオが流れ、登場!

国際大会出場の藤森 将史さん(ポリメカニクス)、手塚 雄二郎さん(左官)は、日本代表の
ブレザーを着て登場。

先月開催の技能五輪全国大会いばらき大会出場の竹内 翔さん(電工)、
竹内 美和さん(建築大工)、中澤 一夢さん(造園)もこちらからのリクエストに応えて                                                             ガッツポーズをして登場してくれました!DSC_0590.jpg                             まずは、小澤さんからのアイスブレイクトーク。
■今世紀に入ってからの日本の技能五輪に対する盛り上がりを長野県経済の動向と
 重ねて考えてみるなら、特に2000年のITバブル以降、経済の低迷が続いている
 ことと無縁ではない。
■即ち、ものづくりを始めとし、工業化に成功した新興国とのグローバル競争に
 飲み込まれ、窮地にある日本企業の現状打開のための次の一手が技能者を通じた
 技術力の回復なのだと考えられる。
■今後さらに成長を続ける中国などとの競争に勝ち抜いていくためには、日本の
 技術力向上が必須であるということが改めて見直されている。
■方向は二つ。
 1つは新興国を凌駕する圧倒的な技術力だ。そのためには製品を真似されないための
 自社製造装置の活用や人の技を通じたブラックボックスを作っていく必要があり、
  それらを可能にするのか技能者だ。
  もう1つは、新興国では決して作れないブランドだ。それは、成熟国日本の伝統であり、
  美であり、技である。具体的には、日本建築や伝統工芸品のようなものとなり、これも
  支えていくのが技能者だ。
  伝統工芸品は美であれば、価値は青天井だ。 
■今後人口減少に向かう日本においてグローバル化は避けられない。
 グローバル化が進めば進むほど、技能者は必要とされる存在となる。時代の要請ともいえよう。 DSC_0582.jpg                                という小澤さんのブレイクトークから始まったトークセッションですが、
司会の安齋アナウンサーや小澤部長の質問に対して、5人のゲストともシャイだけど
とても芯があるコメントで心洗われる気持ちになりました。
藤森くん「技能五輪に出場した選手で会社を作ったらどうなんだろうと思う。」
手塚くん「今回技能五輪国際大会に出場したことで、左官組合の少しでも意識を変えることができたこと」
竹内くん「来年は、1位になって世界目指す。」
竹内さん「会社では一番下っ端なので、早く次の後輩を教えられるような大工になりたい。」
中澤さん「尊敬される庭師になりたい。」 DSC_0594.jpg                               次なるブレークスルーのマグマのようなエネルギーをコメントの端々から感じられました。
小澤さんもおっしゃっておりましたが、5人とも非常に素直で感謝する気持ちがある。
こういう人材は伸びるしだからこそ技能五輪に出場できる。
最後のエンディングムービーで流れた選手のコメントをたくさん撮ってきましたが、                             今回の5人同様の希望ある若き匠たちばかりでした。                                              DSC_0606.jpg

この模様は、11月29日SBCテレビ「明日を造れ!ものづくりナガノ」(15:00~15:25)にて                                   放送されます。是非ご覧ください!