ものづくり人材応援キャンペーン WAZACAN 長野技能五輪・アピリンピック公式マガジン

技能五輪・アビリンピックについて

ホーム > 技能五輪・アビリンピックについて > 技能五輪とは > 技能五輪競技種目について > 機械系

機械系

機械系には機械組立、抜き型、精密機器組立、機械製図、旋盤、フライス盤、木型、自動車工の8つの種目があります。

機械組立て

感覚を研ぎ澄まし、0.01mm以下の精緻に挑む。“ものづくり”は人の技能が原点であり、それが失われつつある現在、この機械組立て職種は、ものづくりの基本要素を数多く含んだ競技です。
図面から設計者の意図を読み取り、個々の部品寸法の狙いを定め、ミクロンオーダー単位の超高精度加工もすべて人の技で実現します。加工を終えた部品の寸法測定と確認をしながら組立て調整をし、動作させる。
まさにこの競技の真骨頂がこの部分にあります。わずか7時間の中での、猛スピード、超高精度加工、組立てをする選手の姿は華麗に光り輝き、人々に感動を与えます。
また選手が作り上げた製品は“これがヤスリ仕上げか”と思わせるほど美しく、精度感あふれる製品に仕上がります。
>>JAVADA 職種紹介ビデオ【機械組立て】を見る

抜き型

手の感覚を研ぎ澄まし、機械を越える高精度に挑む。
「抜き型」製作に関する加工・調整技能の優秀さがポイント。
与えられた金型素材に対しフライス盤等の工作機械で中仕上げ程度の加工をした後、ヤスリや汎用測定器等を用いて最終の仕上げ加工、組立調整作業により打抜き金型を製作します。
選手は主要部品の加工精度をミクロン単位(0.001mm)で調整しなかればならず、短い競技時間の中で、機械工作、ヤスリ仕上げ、組立て調整の精密かつ総合的な技能が問われます。
>>JAVADA 職種紹介ビデオ【抜き型】を見る

精密機器組立て

0.001mmを創りだす手わざは、まさに感覚世界だ。
課題は鋼や黄銅の材質の異なる約20種類の部品を製作し、組立調整を行って「ゼネバによる割出し位置決め機構」を完成させます。
競技時間は7時間45分。各部品に僅かなガタがあっても正しい位置決めができず要求機能を満足できません。
各部品の精度が相互に関連しているかどうかもこの課題のポイントです。 課題は公表されていますが、当日一部が変更されます。要求される機能にどのように影響するか、選手たち自身に部品の精度や加工工程を検討してもらい、それを行えるかが試されます。
>>JAVADA 職種紹介ビデオ【精密機器組立て】を見る

機械製図

人間がDNA情報をもとに形成されるように、自動車やロボットなどの工業製品は図面から製作されます。この図面を描く競技が「機械製図」です。
図面には、品物の形状や寸法はもちろんのこと、加工方法や寸法精度など、製品に関するあらゆる情報が含まれています。
“図面の良し悪しが製品の価値の80%を決定する”といわれるほど、機械製図の重要性は極めて大きいのです。
>>JAVADA 職種紹介ビデオ【機械製図】を見る

旋盤

鍛錬の技で0.01mmの精度に挑み、素材を最高の作品に変える!
支給される材料は、未加工の鋼材の丸棒が5個です。
選手は持参した数十種類のバイトで切削して、荒削り、中仕上げ、調整、仕上げ削りの順に精度を上げて、美しい部品に仕上げていきます。
この間、累積誤差を規定内に収めるために、常に計算しながら切削作業を進めます。最後に組立で、組み合わさった各部品がスムーズに動くかどうか、また、ねじを回転させた時の寸法の精度も審査の対象となります。最後の最後まで気が抜けません。
>>JAVADA 職種紹介ビデオ【旋盤】を見る

フライス盤

0.01mmの競う道具と手順、競技は段取りから始まっている。
ひざ形立てフライス盤を使用し、フライス盤の要素作業(六面体、直溝、勾配溝、T溝、蟻溝、穴加工など)で構成された競技用課題を競技時間内(5時間30分)に作製し、その出来映えを競います。
要求機能、加工精度、制限時間等から、課題の難易度は非常に高いです。 1.課題は事前に公表され、選手はあらかじめ加工工程や作業時間等を検討し、必要な切削工具や測定器具、作業工具を準備します。そして、練習を通して技術・技能を向上、熟練します。 2.競技会では、準備した切削工具等を持ち込み、抽選で決められたフライス盤の精度を確認したり、簡単な調整をしたうえで課題を製作し、提出します。
>>JAVADA 職種紹介ビデオ【フライス盤】を見る

木型

木目を読み、道具を選び、0.1mmの寸法精度を刻む。
競技は2日間の計11.5時間で鋳造部品の「木型」を製作するのが課題。加工の全工程を手作業にて行い、完成された模型の寸法精度は±0.1mmを争います。
課題には「図面の解読」「木材の性質」「鋳造用方案」「道具の扱いと技能」「木型製作に関わる総合知識」など多くの要素が含まれています。
ポイントは、特に寸法精度および巾木の形状、大きさ、R面の正確さ。「木型」製作の成形技能はもとより、素材の材質知識、そして後加工、後処理まで考慮し完成させなければなりません。
>>JAVADA 職種紹介ビデオ【木型】を見る

自動車工

安全で快適な走行のために、確実な作業が迅速に行われる。
競技は4つの課題をそれぞれ150分で行います。
(1)ユニット(エンジン、トランスミッション等)の分解・測定・点検・調整組立て。
(2)車両のブレーキ装置、ステアリング装置、走行装置等の測定・点検・修理。
(3)ガソリン・エンジン故障診断。燃料系及びエンジン制御システムの故障診断・修理と関連する測定・点検・調整。
(4)電気装置故障診断。エンジン及び車体電装の故障診断・修理と関連する測定・点検。
>>JAVADA 職種紹介ビデオ【自動車工】を見る

©中央職業開発協会