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有限会社シガ美容室
有坂美佳・杉本愛・横尾奈々恵(3年目・5年目・3年目)
2010年10月に行われる技能五輪・神奈川大会まで1ヶ月半。
これから技能五輪までの金曜日は、「技能五輪・初めての挑戦」と題して、長野県勢初めての挑戦となる、美容・西洋料理・機械組み立ての3種目を紹介したい。
第1回は、美容職種に挑戦するシガ美容室の有坂さん(写真左)、杉本さん(写真中央)、横尾さん(写真右)。三人の技能五輪への挑戦と、トップスタイリスト目指しての毎日の日々を訊いた。
店内はにこやかな笑顔で溢れている
美容師を志したきっかけは?
杉本さん:「まず美容業が大好きなこと。自立した仕事ですし、手に職をつけたいという想いで中学くらいから目指していました。人を美しくして喜んでいただけるっていうことが自分にとって嬉しいことなんです」
有坂さん:「自分が行っていた美容室の美容師さんの人との接し方が素敵で憧れていて。それで、高校の時に就職を決める時に、人を美しくするというお仕事内容がいいなと思って、この仕事に就きたいと思いました」
横尾さん:「小6の時に美容師さんに憧れて、人をきれいにする仕事、人にありがとうって言ってもらえる仕事、人の役に立つ仕事である美容師さんになりたいと思いました」
「美容師になりたい!」という子供の頃からの夢を叶えた三人。小さい頃から美容という仕事への想いを醸成してきていた。
仕事をしていて楽しいことは?
杉本さん:「なんでも楽しいです。スタッフも仲がいいし、お客様に感謝の気持ちを言われると嬉しい。お客様がきれいになったのを見るのも嬉しい。好きな仕事だからずっと楽しいです!それに、先輩が熱心に教えてくれるので、みんなに感謝して頑張ろうという感じで」
有坂さん:「この仕事でよかったことは、感謝してもらえるということ。自分が気持ちよくなって欲しいなと思ってシャンプーするとそれが返ってきたりするんです。想いをこめたらそれが返ってくるのが嬉しい!」
横尾さん:「好きなことを仕事にできるのは嬉しいことだと思います。ありがとうっていってもらえることがとっても嬉しいんです」
全部で40人近くいるスタッフは、幅広い年齢層で経験豊かな先輩が多いとか。シガ美容室では、先輩と後輩のつながりが強く、また勉強会や講習会といったフォローがされていて、不安もなく楽しくやっていけるのだそうだ。そして、美を提供するという他にない仕事で、もらえる感謝の気持ち。それが大きな糧となって、彼女たちを前へと進ませている。
はじめての挑戦も、三人の目標は金メダルを獲ること!
出場のきっかけは?
杉本さん:「これまでいろんなコンクールに挑戦してきていて、チャンスがあればなんでも挑戦してみようって。技能五輪の種目は、普段のサロンワークに近いものをやることができるので、お客様のためにすべて役立つと思って」
有坂さん:「初めてで何からやっていいのか分からないけれど、サロンワークで先輩たちがやっていることを学ぶいいきっかけになるのかなと。難しいけど挑戦してみようと思いました」
横尾さん:「技能五輪に出ることは、自分の技術が向上することだったり、感謝の心を生むことだったりすると思うんです。だから、ぜひ挑戦したいなと思って」
技能五輪の美容職種は、オリジナルブロースタイリング、ロングフリースタイル、パーマネントウェーブ、カラーリングの4競技をすべてウィッグで作成する。このように、ゼロから完全なスタイルまで仕上げるというのは、普段のサロンワークにより近いものなのだそう。
仕事後は、先輩に指導を受けたり、お休みを使って練習を積んでいる。「基礎ができていないと、できないハイレベルな競技」のため、練習では、技能五輪のためにと技術的にも上のことを学んでいる。すこし背伸びして、がむしゃらに手を伸ばした分だけ身につくものがある。「大会までの練習であり、大会そのものであり、すべてのことが普段の仕事に繋がっているからー。だから頑張れるんです」と語ってくれた。三人ともに目標は金メダル。これから2ヶ月、休むことなく技術に磨きをかけて大会に臨む。
お客様と接する時は、直接お肌に触れる仕事だけに緊張もする。店内を清潔にすることも心地よいサロンを作る上で大切なこと。
技能五輪後、将来の自分像は?
杉本さん:「やっぱり自分のお店が欲しいので、今はまだお客さんはついていないんですけど、たくさんのお客様から信頼されるようになって、自信がついたらお店を持ちたいです。30前にはお店を持ちたい!」
有坂さん:「今はいろんなことに挑戦をして、日々技術を身につけていって得られたものをお客様に返していけるようになりたいです。今の先輩たちみたいに、後輩から見てあの先輩すごいなと思われるような教えられる先輩になりたいです!」
横尾さん:「技能五輪だけじゃなく、これからも数多くの大会に挑戦していきたいと思っています。それで、将来的には自分のお店を持ちたいです!」
お休みの日は、何をしているんですか?と訊くと、「お休みは気持ちの転換も大事ですが、美容に繋がることを見たり訊いたりしています」とか、「テレビを見ていて、それを普段のサロンワークでの会話に活かせるようにって」とか、「パソコンで気づくとメイクのことを調べてます」との答え。片時も頭から美容のことが離れることはない。
美容師は10年でやっと一人前と言われているそう。10年でやっと一通りのことができるスタート地点に着く。なんて先の長いーと思ったのは記者だけであった。彼女たちにとっては、目標をみつけたから、後はとにかくひたすら進むだけなのだ。
美容師とは、お客様の要望を訊き出し、個性を引き出してあげることで美しさを作りだす仕事。美容とは、容姿を美しくすることではあるが、シガ美容室では、「内面的美しさの追求」を理念としている。まさしく、内面の美しさを引き出す表現を追求することが美容師の仕事だといえる。美容技術(カット・ワインディング・ヘアカラーパーマ・ブロー・スタイリング)に加えて、ネイル、メーキャップなど美容に関することをトータルに行う。
技能五輪では、二日間かけて、オリジナルブロースタイリング、ロングフリースタイル、パーマネントウェーブ、カラーリングの4競技を行い、それらをすべてウィッグで作成するため、より、サロンワークに近い競技といえる。
| 社名 | 有限会社シガ美容室 |
|---|---|
| 代表取締役 | 蜜沢 宏 |
| 設立 | 1963年 |
| 事業内容 | 美容全般(へアー・着付・エステ・メイク・ネイル) |
| 従業員 | 40名 |
| 資本金 | 500万円 |
| 住所 | 〒380-0803 長野県長野市三輪1-2-6 |
| TEL | 026-241-1587(代表) |
| FAX | 026-241-8776 |
| URL | http://www.shiga-beauty.com/ |
| 営業時間 | 9:00~18:00(パーマ・カラー)/18:30(カット) |
| 定休日 | 月曜日 |